職員のひとり言
職員のひとり言
みんなの輪との出会い
「自分の時間」と「怒り」について
「桜の時に…」
【一日一回心からの笑顔】
2020年4月16日 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、全国で緊急事態宣言が発出されました。ウイルスという“見えない敵”と対峙し続けることは、一日一日少しずつ私たちの心身を蝕んでいきます。9年前に起きた東日本大震災では、大変辛い中であっても、復興の為に“動く”ことができました。しかし、今回の新型コロナウイルスに関しては、医療従事者の方等以外の大多数の国民が、不要不急の外出を控え、“静かに耐え忍ぶ”途方もない、何も出来ない時間を過ごさなくてはなりません。精神的にどんどん追い詰められている気持ちにもなります。
暗い気持ちに押し潰されそうになっている私たち大人。その横で、いつも通り笑顔が絶えず、遊びに夢中になって過ごす子ども達。「子どもは良いな」と思ってしまいますよね。そうなのです。今一度子どもの過ごし方に、目を向けて見てください。子ども達は、“何も無いところから遊びを生み出す、楽しみを生み出す天才”なのです。私たちも、幼少期は同じだったはずです。
限られた空間と時間の中で、“今、自分に何が出来るのか?”少しだけ考えて見てください。仕事じゃなくても、世の中の為じゃなくても良いのです。自分自身を少し、リラックスさせたり、笑顔にする時間を見つけたりしてみてはどうでしょうか?ほんの少しでも、ポジティブになれたならば、様々なことにプラスに作用すると思います。
私が一つ心掛けていることは、“一日一回心からの笑顔”です。私は、笑うことが大好きです。だから、笑いの質にもこだわりたい。心から笑顔になれる源を探すのです。
下を向いていることに疲れたら、上を向けば良いのです。暗い顔をしていることに疲れたら、明るい顔を心がけてみると良いのです。悪いことや悪いニュース、辛いこと等は、すぐに見つけることが出来ますし、見つけ続けてしまうのが、人間なのかもしれません。その先に、素敵な時間が待っているのならば、良いのですが、そうでもありませんよね?良いことや良いニュース、幸せなことを見つけて、過ごしてみませんか?そうすれば、きっと新型コロナウイルスが終息し、以前の日常に戻った時、より幸せな時間を送ることが出来ると思うのです。良かったら探してみてください、“一日一回心からの笑顔”の源を。
2020年4月17日
つなぎっこ 施設長 吹浦