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人と人との「
人と自然との「

ワ ワ ワ
“わ・は・わ“
と読みます

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社会福祉法人みんなの輪
わ・は・わ大衡 (法人本部)
〒981-3602
宮城県黒川郡大衡村大衡
         字鐙沢12番54
ミヤギケン クロカワグン オオヒラムラ
オオヒラ アザ アブミサワ 12-54
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【社会福祉法人みんなの輪】
第二種社会福祉事業
・障害福祉サービス事業の経営
・地域活動支援センターの経営
・相談支援事業の経営
・指定障害児相談支援事業の経営
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職員のひとり言

職員のひとり言

みんなの輪との出会い

 私とみんなの輪との出会いは、今思えば本当に偶然でした。
 福祉系の大学なのに、興味があった食品衛生の学科を専攻。実家が農家で、「パンを食べるなら米を食べなさい」と言われ続けた反動からパン屋に就職。がむしゃらに作り続けていたある日、「もっと人と関わりながらパンを作りたい」と思い、福祉施設でパンを作っているところに片っ端から電話をかけてみる。1カ所だけ、飛び込みの「見習い」を受け入れてくれた。そこでは就職は叶わなかったが、私が実習に行った数日前に「今度パン工房を立ち上げたい。職人も探している。」と同じ施設へ見学に訪れていたのが、みんなの輪の「本間さん」。連絡先を教えてもらい、受話器を取ったところから「パン工房わ・は・わ」は始まりました。

 今はもう勇退された本間さん、変わらずお元気ですか。私は、お蔭様で、たくさんの仲間に囲まれて、毎日楽しくやらせてもらっていますよ。また、そのうち、お土産のパンを持って伺いますね。
 
パン工房わ・は・わ 管理者 櫻田 真悦

「自分の時間」と「怒り」について

 今回は「自分の時間」と「怒り」について触れてみたいと思います。
 今年ももう後半戦。前半の半年を振り返ると外出自粛や登園自粛、休校、在宅ワークなど普段と違う生活を送り、慣れない環境で過ごすことは本当に大変だったのではないかと思います。
 そのような生活の中で「自分の時間」がとれないことでストレスを感じイライラとしてしまうこともあったのではないでしょうか?
 先日、子育てのテレビを見ていた際、『自分の時間が欲しいと思うことはわがままでしょうか?』という問いかけに専門家の方は「自分の時間が欲しいと思うことはぜいたくなことではありません。人として生きていくうえで、とても大切な時間なのです。」と質問に答えていました。私はこのやりとりをみて、心を保つ(安定する)には、自分が自由にできる時間と、相手のペースに合わせる時間のバランスが重要なのだなと改めて感じました。
 また、「怒り」は何らかのきっかけでスイッチが入ってしまったりすることがあると思います。そんな時は頭や心で考えようとせず一度おなかで考えてみましょう。頭や心で考えてしまうと、感情的になり頭が冷えた時に後悔してしまうからです。ちなみに怒りの持続時間は長くて6秒だといわれています。自身が感じていることが思い通りに行かなくとも、一度、おなかに怒りを抱えることで自然と自身が抱いている感情に気づいたり冷静に物事を見て考えることが出来ます。
 何かと、気が休まらないようなニュースなども多くありますが「自分の時間」を作り、「怒り」をコントロールすることで、周囲にふりまわされることなく自分らしく過ごせるといいですね。
 
わ・は・わ味明
 施設長 相澤 正人

「桜の時に…」

 あっという間に、全世界で猛威を振るい、たくさんの尊い命を奪った新型コロナウイルス。3月に入ると、県内でも感染の拡大が顕著となり、毎日伝え聞く、感染情報の数々に緊張が走りました。“未知のウイルス”に“恐怖を抱き、神経を擦り減らし、目まぐるしく変わりゆく情勢に、少しずつ追い詰められ、心にも余裕が無くなっていきました。 
 感染防止対策を徹底し、活動を縮小しながらも、なんとか運営を続けました。しかし、全国で緊急事態宣言が発出され、3週間弱の利用自粛を余儀なくされました。誰もいない事業所は、異空間のようで、「今後どうなってしまうのだろうか?」とただただ不安だけが、繰り返し脳裏をよぎる日々でした。
 その後、県内の緊急事態宣言が解除され、利用を再開することができました。人が集まり、話ができる場所の大切さを改めて強く感じました。しばらく、以前と同じような生活は戻って来ないでしょう。しかし、アイディアや工夫を凝らし、“今を生きる”ことを積み重ねていけば、再びあの平穏な日々を取り戻せると思うのです。
 私の願い。来年こそは、みんなでお花見をすること。次の桜の季節は、みんなの笑顔が飛び交っていますように。
 
 2020年6月1日
 わ・は・わ宮城野 施設長 渡辺 晶紀

【一日一回心からの笑顔】

 

 2020416日 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、全国で緊急事態宣言が発出されました。ウイルスという“見えない敵”と対峙し続けることは、一日一日少しずつ私たちの心身を蝕んでいきます。9年前に起きた東日本大震災では、大変辛い中であっても、復興の為に“動く”ことができました。しかし、今回の新型コロナウイルスに関しては、医療従事者の方等以外の大多数の国民が、不要不急の外出を控え、“静かに耐え忍ぶ”途方もない、何も出来ない時間を過ごさなくてはなりません。精神的にどんどん追い詰められている気持ちにもなります。

 暗い気持ちに押し潰されそうになっている私たち大人。その横で、いつも通り笑顔が絶えず、遊びに夢中になって過ごす子ども達。「子どもは良いな」と思ってしまいますよね。そうなのです。今一度子どもの過ごし方に、目を向けて見てください。子ども達は、“何も無いところから遊びを生み出す、楽しみを生み出す天才”なのです。私たちも、幼少期は同じだったはずです。

 限られた空間と時間の中で、“今、自分に何が出来るのか?”少しだけ考えて見てください。仕事じゃなくても、世の中の為じゃなくても良いのです。自分自身を少し、リラックスさせたり、笑顔にする時間を見つけたりしてみてはどうでしょうか?ほんの少しでも、ポジティブになれたならば、様々なことにプラスに作用すると思います。

 私が一つ心掛けていることは、“一日一回心からの笑顔”です。私は、笑うことが大好きです。だから、笑いの質にもこだわりたい。心から笑顔になれる源を探すのです。

 下を向いていることに疲れたら、上を向けば良いのです。暗い顔をしていることに疲れたら、明るい顔を心がけてみると良いのです。悪いことや悪いニュース、辛いこと等は、すぐに見つけることが出来ますし、見つけ続けてしまうのが、人間なのかもしれません。その先に、素敵な時間が待っているのならば、良いのですが、そうでもありませんよね?良いことや良いニュース、幸せなことを見つけて、過ごしてみませんか?そうすれば、きっと新型コロナウイルスが終息し、以前の日常に戻った時、より幸せな時間を送ることが出来ると思うのです。良かったら探してみてください、“一日一回心からの笑顔”の源を。

2020417

つなぎっこ 施設長 吹浦

 
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